ウォールフィッター採寸方法と仕上がりについて
窓の形状によってパターンを分けました
ウォールフィッターは窓枠内部に設置しますので、計測は窓枠内部の横幅(W)と高さ(H)を計測します。一般的なシェードの計測方法とは異なりますので、以下の内容を十分にご理解の上計測願います。
ウォールフィッター仕様のカーテン幕は壁面に密着いたしますので、垂直に降ろした時に障害物があると支障が出ます。そこで窓の形状によって、パターン1とパターン2のタイプに分けております。
★ パターン1・・・窓の底部(棚板)が壁面または窓枠より飛び出ている場合。
★ パターン2・・・窓の底部が壁面または窓枠より飛び出ていない場合。
ご注文の際にご指定いただくパターンのタイプによって、シェードの最終的な仕上がりサイズを決定いたします。(計算は弊社で行ないますので、お客さまはあくまでも上記イラストのWとHを計測してください。)
製品の仕上がりサイズ
- パターン1
- ドレープ横幅・・・採寸値Wプラス6cm、つまり左右に各3cm出ます。
- ドレープ高さ・・・採寸値(H)仕上がり、つまり裾は棚面にピッタリとなります。
- レース横幅・・・採寸値(W)マイナス1cm、つまり窓枠面より各5ミリ内側になります。
- レース高さ・・・採寸値(H)マイナス1cm、つまり裾は棚面より1cm上がります。
- ウッドバランス・・・採寸値(W)プラス12cm、つまり左右に各6cm出ます。
- パターン2
- ドレープ横幅・・・採寸値Wプラス6cm、つまり左右に各3cm出ます。
- ドレープ高さ・・・採寸値(H)プラス5cm、つまり裾は棚面より5cm下がります。
- レース横幅・・・採寸値(W)マイナス1cm、つまり窓枠面より各5ミリ内側になります。
- レース高さ・・・採寸値(H)マイナス1cm、つまり裾は棚面より1cm上がります。
- ウッドバランス・・・採寸値(W)プラス12cm、つまり左右に各6cm出ます。
- 掃出し窓の場合
- ウォールフィッターを掃出し窓に使いたい場合は、パターン1とご指定ください。その時のドレープ及びレースの幅及び裾の仕上がりは、パターン1の仕上がりルールに準じます。
窓が壁際に接している時のパターン
窓が右なり左なり、壁際にピッタリ接して設置されているケースがあります。その場合は上記のイラスト4パターンより、該当の窓タイプをご指定ください。
- パターン1・左のみ
- ドレープ横幅・・・採寸値Wプラス3cm、つまり左に3cm出ます。
- ドレープ高さ・・・採寸値(H)仕上がり、つまり裾は棚面にピッタリとなります。
- レース横幅・・・採寸値(W)マイナス1cm、つまり窓枠面より各5ミリ内側になります。
- レース高さ・・・採寸値(H)マイナス1cm、つまり裾は棚面より1cm上がります。
- ウッドバランス・・・採寸値(W)プラス6cm、つまり左に6cm出ます。
- パターン1・右のみ
- ドレープ横幅・・・採寸値Wプラス3cm、つまり右に3cm出ます。
- ドレープ高さ・・・採寸値(H)仕上がり、つまり裾は棚面にピッタリとなります。
- レース横幅・・・採寸値(W)マイナス1cm、つまり窓枠面より各5ミリ内側になります。
- レース高さ・・・採寸値(H)マイナス1cm、つまり裾は棚面より1cm上がります。
- ウッドバランス・・・採寸値(W)プラス6cm、つまり右に6cm出ます。
- パターン2・左のみ
- ドレープ横幅・・・採寸値Wプラス3cm、つまり左に3cm出ます。
- ドレープ高さ・・・採寸値(H)プラス5cm、つまり裾は棚面より5cm下がります。
- レース横幅・・・採寸値(W)マイナス1cm、つまり窓枠面より各5ミリ内側になります。
- レース高さ・・・採寸値(H)マイナス1cm、つまり裾は棚面より1cm上がります。
- ウッドバランス・・・採寸値(W)プラス6cm、つまり左に6cm出ます。
- パターン2・右のみ
- ドレープ横幅・・・採寸値Wプラス3cm、つまり右に3cm出ます。
- ドレープ高さ・・・採寸値(H)プラス5cm、つまり裾は棚面より5cm下がります。
- レース横幅・・・採寸値(W)マイナス1cm、つまり窓枠面より各5ミリ内側になります。
- レース高さ・・・採寸値(H)マイナス1cm、つまり裾は棚面より1cm上がります。
- ウッドバランス・・・採寸値(W)プラス6cm、つまり右に6cm出ます。
制作可能サイズ 窓内寸計測値 幅最大170cm×高さ最大250cm
ウォールフィッターの魅力の一つに、ウッドバランス(集成材)があります。カラーもホワイト・ミディアム・ダークの3種類がありますので、お部屋のインテリアに合わせてお選びいただけます。
このウッドバランスの最大制作サイズが182cmのため、上述の仕上がりサイズから逆算いたしますと、ウォールフィッター仕様の最大制作可能な窓内寸横幅は170cmまでということになります。
*取付け可能かどうかご確認ください
ウォールフィッターは窓枠内部に設置いたしますが、その際ブラケット取付け面の奥行きが5cm以上必要となりますのでご注意ください。
ブラケットは窓枠天井面にビス止めするわけですが、当然木下地がないと安全に設置できませんので、特にパターン1の窓木枠の無い窓の場合は木下地の確認をお願いいたします。
一般的にはクロスが張られていても、天井面と左右の縦枠には木材が組まれているのが一般的なので、まず取付け可能と考えて良いと思います。
ただし木枠の上に石膏ボードでさらに仕上げている場合は、製品に同梱されるビスでは短くて木部まで届かないことがあります。その場合はお手数ですが、3cmほどの長さのビスをホームセンター等でお買い求めの上ご使用ください。